ハイドロキノン

超強力美白成分と言われるハイドロキノン。ハイドロキノンは、「美白の王様」、「シミの消しゴム」、「肌の漂白剤」と呼ばれるほど、強い効果を発揮してくれる、美白成分なんです。

美白成分ハイドロキノンのシミへの効果

ハイドロキノンは、もともと写真を現像する際に用いられる還元剤に含まれていた成分。写真を現像している人の手が白いことから、美白効果が判明しました。

ハイドロキノンが持つ作用は、ハイドロキノンとブドウ糖を組み合わせて作られたハイドロキノン誘導体・アルブチンと基本的に同じです。どちらの成分にもシミの原因となるメラニン色素と酵素チロシナーゼの結合を妨げるため、美白効果が期待できます。

ハイドロキノンの美白効果はアルブチンの約100倍と言われているほど即効性が高くて強力。

肝斑や雀卵斑、炎症が原因で起こった色素沈着、メラニン色素の異常増殖によってできる老人性色素斑など、幅広いタイプのシミやアザを薄くする効果があります。ただし、安定性は低くて肌荒れに繋がりやすいのが特徴です。

アルブチンはハイドロキノンの分子を安定化させるブドウ糖と結合しているので、じっくり時間をかけてシミのできない肌環境を作り上げていきます。一刻も早くシミを薄くしたいと考えている人はハイドロキノン入りの美容液で美白肌を目指すと良いでしょう。

美白成分ハイドロキノンの種類

「ハイドロキノンは危険な成分」という話を耳にしたことがある人が多いようですが、これはハイドロキノンではなくハイドロキノンモノベンジルエーテルの話です。

ハイドロキノンモノベンジルエーテルは、強力な美白効果と毒性を持つ成分。長期間使い続けるとアレルギー反応を起こしたり、不可逆的白斑を引き起こしたりする可能性が高いため、日本では医療機関で特別な治療を行なう場合のみ使用されています。

ハイドロキノンはアメリカでポピュラーな美白成分ですが、日本では長い間認知度の低い成分でした。そのため、かつてはハイドロキノンモノベンジルエーテル同様に危険性の高い成分と見なされており、化粧品への配合が禁止されていたのです。

日本での認知度が高まり、安全性が認められるようになったのは2001年頃。薬事法が改正された現在では、市販化粧品に1~2%程度、病院で処方される軟膏に2~4%以上の配合が認められています。

美白成分ハイドロキノン配合の美白美容液

  • アンプルール/ラグジュアリーホワイトコンセントレートアイ
  • アンプルール/ラグジュアリーホワイトコンセントレートHQ110
  • オバジ/HQブライトニングナイトセラム
  • エピステーム/HQブライトコンセントレイトa

ハイドロキノン配合の美白美容液の使用方法

ハイドロキノン配合美容液は、使用する前に必ずパッチテストを行ないましょう。やり方は、美容液を染み込ませたガーゼを二の腕の内側に固定するだけ。ガーゼを固定してから24時間以内に部分が赤くなったりかゆくなったりしなければクリアです。

アレルギー反応が表れた場合はすみやかにパッチテストを中断してください。また、シミ周辺にキズやかぶれなどの肌トラブルがある人は使用を避けた方がよいでしょう。

ハイドロキノン配合美容液は紫外線に反応してシミが濃くなるケースがあるので、夜用美容液としての使用をおすすめします。もし朝用化粧水として使用する場合は、日焼け止めや日傘などで紫外線対策を徹底してください。

また、ハイドロキノン配合美容液が酸化してしまわないように、使用後のボトルはきちんと密封して熱や光を避けられる冷蔵庫で保管しましょう。

ハイドロキノン配合の美白美容液の副作用

ハイドロキノンを含む美容液は、体質によって皮膚炎症、かぶれ、腫れなどの副作用が起こると言われています。また、ハイドロキノンが酸化すると生まれる「ベンゾキノン」という成分はとても刺激が強いので、変色しているハイドロキノン配合美容液は副作用を引き起こす可能性大。

肌トラブルが起こった場合、美容液が劣化してしまった場合は、たとえ大量に残っていたとしても使用を中断して廃棄しましょう。ハイドロキノンのほかにも低刺激な美白成分を紹介しているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。